理事長・常務理事ごあいさつ

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理事長・常務理事よりごあいさつ

多様な人のささやかな幸せを守り、もっと笑顔にしたい。私たちのアグレッシブなエネルギーを、皆さんのために役立てたい。そんな想いで皆様と接する、社会福祉法人伍福会の理事長および常務理事より皆様にごあいさつを申し上げます。

理事長あいさつ

こんにちは、伍福会理事長の中島伍雄(なかしま いつを)と申します。
私は、元々県立高等学校の管理職をしていました。小中学校は特別支援学級などがありますが、高等学校では基本的に入試を受けて進学してきます。そのため時々人事交流で中学校に赴任するとき以外では障がい児童との接点はほとんどありませんでした。
そんな中、たまたま県立の特別支援学校(小学部から高等部まである)の校長として赴任し、カルチャーショックを受けました。特別支援学校においては、一部の方の一般就労を除くと、「どこの障がい福祉事業所を利用するのか?」が主な進路先になるのですが、進路指導のご担当が「受け入れてくれるところがない」と悩んでいました。
またこの問題は児童だけではありません。高齢社会が進行するなか、誰にでも心身の障がいが顕在化してくる可能性があり、この社会に住まう方々全員がその対象者です。誰かがこの問題に対し、正面から向き合っていく必要があるのではないでしょうか。
「それならば自分が障がいのある人が生活できる場所をつくろう」と思い立ち、「当たり前のことが、当たり前にできる社会」という考えを根底に据え定年退職と同時に本事業を開始しました。

この障がいと共に生きていく事に対し、その対処法は未だに確立されていません。ですが、他ならぬ障がいをもつ方がその解決策を教えてくれます。障がい者が社会の役に立ち、充実感をもって楽しめる社会は、万人にとっても充実した社会となるのではないでしょうか。予期せぬさまざまな困難も、障がいをもつ方の声に学ぶ。そして多くの皆様からご意見をいただき、共に知恵を出し合って試行錯誤しながら根気強く生き抜けば、展望は必ず拓くものと信じています。いつも応援してくださっている皆様方からのご助力に感謝を申し上げるとともに、これからも変わらぬご理解、ご協力、ご支援を心からお願い申し上げます。

常務理事あいさつ

はじめに

こんにちは、伍福会常務理事の中島善成(なかしま ぜんせい)と申します。
元々は大阪で営業の仕事をしていました。父である理事長がこの事業を思い立ち、電話で相談されたときは大反対。父のキャリア上、教育は専門かもしれないが福祉の専門家ではないし、学校経営と企業経営とは全く別のものだからです。想いはあっても知識もお金もない。しかし、周囲の反対を押し切り理事長が事業を始めてしまったため「このままでは周りの方にご迷惑をかけるのではないか、お金の計算で電卓くらいは叩けるかな」と思い、お世話になった会社に辞表を提出し地元に戻ってきました。

仕事への想い

仕事の報酬は笑顔だと信じて誠実に精いっぱい努力したいと思っています。職員のみなさんが利用される方たちの笑顔のために知恵を絞り走り回ってくれています。私の仕事はその職員さんたちが妥協することなく青臭い正義感を振りかざして、いきいきと仕事ができる環境や文化を作ることだと思っています。

若い職員が多い職場ですので、人財育成は大変ですがワクワクします。入社直後は心もとない印象だった人が、周りの声を深く聞いたうえで堂々と自分の意見を発信している姿やトラブルに動じることなく対処している姿を見たときはとても心強く思います。そしてベテラン職員やキャリア採用の経験豊富な方々と一緒にチームとして有機的に機能している様子がよくみられるようになってきたので法人のこれからが楽しみです。

チームの雰囲気は結局「ひと」が作ると思っています。前述の通り若い職員が多いので、元気がよく勢いがあるところが当施設の魅力ではないでしょうか。また素直で前向きな雰囲気も一緒に仕事をしていて励まされます。一方で社会人として、組織人として、不勉強で世間知らずな面は否めません。そこはベテラン職員やキャリア採用のみなさんがきちんと指摘してくれています。また『人財育成基本方針』を新たに示し、できるだけ具体的に「どう頑張ってほしいか」「どのような人財を目指してほしいか」を伝えたところです。現状に満足しない欲張りな文化も自慢ですので、もっと明るく、もっと元気に、もっと難しい課題を解決していくことができる「挑戦的な集団」を目指していきたいと思います。

私たちの企業理念では笑顔にとにかく焦点を当てています。障がいの有無に限らず世代や国籍なども関係なく、多くの人の涙をすくい笑顔を増やす活動をフィールドにしていきたいと思っています。まずは障がいのある方々やそのご家族がもっと笑顔になってもらえる社会を作りたい。そうすれば、きっとそれ以外のみなさんも笑顔になれる社会にできると信じております。更には「障がい」や「福祉」の枠にとらわれず、「多様な人の笑顔」をつくることができる事業展開をしていきたいと考えています。職員だけでなく関係するみなさんと「あんなことをしたい」「こんなことはできないかな」と夢を語り合い実現していきたいと思います。

最後に施設利用者の方へメッセージお願いいたします!

 毎年ご家族の皆様には年末にアンケートにご協力いただいております。お褒めの言葉もお叱りの言葉も全てのコメントに回答し、冊子化してお返ししております。その中でも「あんなことをしてほしい」「こんな取り組みに期待したい」とたくさんのご要望を頂きます。毎年ご家族からの声をそのまま事業計画の土台とし、ゆっくりではありますが実現してきております。時代もご家庭の環境もかわります。引き続き「伍福会を育てる」気持ちでお付き合いいただきますようお願いします。

社会福祉法人 伍福会
常務理事 兼 施設長 中島善成

アグレッシブな職員たちが各サービスを保障します!

Pickup!アグレッシブな職員たちが各サービスを保障します!

経験豊富なスタッフから、情熱は誰にも負けない若手までさまざまなスタッフが各サービスを牽引し、今日も活き活きと皆様をサポートするべく走り回っています。サポートを必要とする皆様、ぜひエネルギッシュな魅力あふれる伍福会にお越しください!